haja&Chi
イタリア ヴァイオリン チェロ 作家
永石勇人 清水ちひろ
No.3なかまうちではこうよびます。
表板と裏板でヴァイオリン、ヴィオラ、チェロはどれも2枚のブックマッチする板を張り合わせます。。
木の性質、トラ杢や木目模様の両方を考えてバッロック時代の基本理念”対称性”を実現しています。。。
弘法筆を選ばず・・ではあるのでしょうが・・選ばれた筆をつかえば。。。。
元々が木という天然素材から丸太を製材するために切り出された板が台形になります。ときには片方が数ミリしかないときもあり、直線方向にしか力がかからないクランプでの接着は工夫がひつようです。
実際ピッタリかなと思いきや接着が弱い事もあり要注意です。
チェロ、コントラバスには弦からかかるテンションが魂柱を伝わって裏板に大きくかかります。裏板にはとくに神経をつかいます。
いくつかはジュンタされてからそのまま400年・・・弦のテンションに耐えているものもあるそうです・・・