haja&Chi
イタリア ヴァイオリン チェロ作家
永石勇人 清水ちひろ
日本が生み出した名作のRPGです。
シリーズ最高傑作とされる”Ⅲ”は小生が初等科の1年だった頃。
堀井雄二 鳥山明 すぎやまこういち 素晴らしいアーティストが生み出した作品 |
フィールドは地球の世界地図。ユーラシア大陸、アメリカ、アフリカそして日本まで・・世界を旅する物語です。
この作品全般に使われたのがすぎやまこういちのバロック、古典風のBGM。
8bitながら全編でチェンバロと弦楽器の音がきこえてくるようでした。
小生が人生で初めて手にしたCD、”DQ4”のオーケストラヴァージョンはイタリアにきた今でも大事にしています。いつの日か、ヨーロピアンが集まったフェスタでこのCDをながしたところ。。”綺麗ね!”と絶句。作曲家は誰?何世紀の人??とまさかゲーム音楽とは思ってなかった様子でした。
そんな、思い出の音楽を25年近くたった今、小生の技術を活かして形にしました。
今でも覚えているあのCM。
”?!! スライムたちが・・・”です。
モンスターのなかで最高の知名度と愛くるしさ、ふくよかなその存在感。
キングスライム。
楽器はヴァイオリン。最高の南チロルのイタリア・スプルースとクロアチアの重くない楓、そしてイタリアの古典オイルニス。ストラディヴァリの赤と言われる自然顔料”ラッカ”を使用し工芸品としても流通しているヴァイオリンを超えるものに仕上げました。
デザインはAntonio Stradivari 1726 "Chanot Chardon"。あのJoshua Bellが若き日に弾いていたヴァイオリンです。
Conerless violinとしても有名なこのヴァイオリンはヴィオリーノ・ダモーレが姿を変えたもの。
Stradivariオリジナルの"Chanot Chardon 1726c" シカゴの老舗Bein&Fushiにて |
そして今年の春、よい出会いがありました。
日本センチュリーのヴァイオリニスト高橋宗久さんにドラクエコンサートにて楽器の紹介と演奏をしていただきました。もちろん指揮は”すぎやまこういち”先生です。
左:すぎやまこういちさん 右:高橋宗久さん |
永石勇人