今年で3年目になる”L'altro lato del violino”
真夏のクレモナの美術館中庭を舞台に、アペリティーヴォを楽しんだ後の弦楽器によるライヴコンサート&夜の美術館開放という画期的なイベントです。
夕暮れの明るい空の下イタリア風卵焼きや煮豆、フォカッチャ、冷静パスタに鶏のグリル&冷えた白ワイン…。
連日の暑さで弱っていた胃もこの日は復活!
そこへ先日、日本でもテレビCMに出演して話題の”2CELLOS”が来ました!
チケット売り場のお姉さんも事前にyoutubeで彼らの演奏を見たそうで「すごくカッコいいのね。私もチケット買っちゃったわ。でもどうやってこんな小さな町に呼べたのかしら?」とコンサートが始まる前から仕事そっちのけで一緒に大騒ぎしました。
当日、8時に始まるアペリティーヴォに合わせて会場へ到着したのですが、クレモナでは珍しい人の山が美術館入り口にはできていました。
9時始まりの予定だったライヴは少し遅れての開始となりましたが300席の指定席は満席です。
穏やかな1曲目なのに小さな子供もお年寄りもなぜか大盛りあがり。
2曲目からはすぐにアップテンポのノリノリの曲へ。
Lukaのイタリア語での挨拶に会場はさらに熱くなり、時には曲に合わせて手拍子も。
Stjepanも負けじとイタリア語を披露。
ドラマーも加わりライヴはさらにヒートアップ!!黄色い声援でここが美術館とは思えない雰囲気です。
Michael JaksonやU2、Coldplayなど誰しも聞いた事のある曲が次々と飛び出します。
アンコールにも応え最後はスタンディングオペレーション!若い女の子の声援にStjepanはウィンク☆
さらに盛り上がる会場。怒濤の1時間でした。
カメラマンの数が多かった事と、イタリアのいい加減さも手伝い私も皆に紛れて最前列へ滑り込みステージを撮影。
ライヴ後も写真やサインを求める観客に応じる二人。
女性客に混じってCDを持って来た男性客も見えました。
苦手な英語で二人に話しかけサインも写真にも応じていただきました。
インクが出ずに困っているLuka |
Lukaはすぐに私が日本人だと気がつき「お疲れさまでした!」と日本語で挨拶
そして別れ際にも「またね!」と愛嬌を振りまく余裕さえありました。